宮崎のシイノトモシビタケ [夜光きのこ]
新聞などで大きく取り上げられていた宮崎のシイノトモシビタケの撮影に行ってきました。この辺では6月から10月まで見られるということで、非常にキノコ濃度の高い場所と言えます。調べていくと、九州では鹿児島と宮崎だけではなく、長崎や大分県でも確認されているようです。やはり、気温が高くて降雨量が多く、湿潤な気候が幸いしているのでしょう。今年は和歌山の宇久井では、地面に生えているキノコしか見られませんでしたが、ここでは立木に生えていて撮影も容易です。しかし、濡れて急な斜面にあるため、何度も滑ってしまいました。もう、泥だらけです!夜光キノコの生えている場所は、ナメクジなども多く、ヒメボタルもいることでしょう。楽しみがまた増えました。
富士山のツキヨタケ [夜光きのこ]
丹沢のヤコウタケ2 [夜光きのこ]
前回に続き丹沢のヤコウタケです。今回使用したカメラは、全て富士フィルムX-T1を使用していますが、高感度や長秒時のノイズの少なさは特筆すべきものがあります。これは、ヤコウタケよりも暗く発光するツキヨタケの撮影時に感じた事ですが、一般的な撮影ではとても優秀なNやC社のカメラで長時間露光すると、どうしても激しくノイズが発生してしまいます。低感度では問題ないのですが、このような微光の被写体だと感度を上げる必要があります。この点で富士フィルムのセンサーの凄さが実感できるのです。ただ、加算平均合成などをするとCやNでも大丈夫かもしれないので、今後いろいろ試したいと考えています。
富士X-T1 14mmf2.8 使用